出来るだけ高くマンションを売却をしたい
旧耐震基準の物件だけど売却はできるか相談に乗ってほしい
家の売却にどこの不動産業者を選べばいいのかわからない
不動産を売却時、不動産業者への売却手続きを進める際、弊社は入札形式を採用しています。
不動産業者に売却すると、安くなるという印象を持たれている方がいますが、売却する不動産によっては、不動産業者の方が良い条件で購入していただけることもあります。
それでは、弊社にご相談のあった入札売却の事例をご紹介しましょう。
Fさんは昭和54年に建てられた「旧耐震基準」の2LDKのマンションを所有。以前両親が住んでいたが、他界ののち、Fさんが相続したもの。マンションの借家人が退去したので、これを機に売却したい。
旧耐震基準マンションの売却査定のご依頼です。
まずは、物件調査を行い以下の3パターンの売却方法と査定額を報告書にまとめて提出しました。
①リフォーム(リノベーション)して一般消費者に売却
②ルームクリーニングをして一般消費者に売却
③現況のまま不動産業者に売却
この3つの選択肢のうち、①、②はリフォームやルームクリーニング費用の先行投資が必要となり、時間もかかりますが、売却額が良くなる傾向にあります。
また早く売却したい場合は③が最も早い、など、報告書を見ていただきながら、それぞれのメリットデメリットをお伝えしました。
②を選ばれるかと想定していましたが、Fさんは早期売却が見込める③を選ばれました。
金銭に関わることですので、一般消費者への販売活動はしなくて良いかを再度確認した上で、売却手続きを進めていきました。
相談者がなぜ早期売却を希望しているのかを確認したところ、管理組合から理事の打診をされていたり、また管理に煩わしさを感じ嫌気が差していたようです。
その後、入札形式にて不動産業者に売却活動を行ったところ、査定額よりも高値で購入する不動産業者を見つけることができました。
今回のように金銭よりも早い売却を優先して望まれる方もいます。相談者の利益がどこにあるのか、相談を重ね、確認しながら売却手続きを進めています。
住宅・アパート用地区分マンションなど、売却物件の特性を得意分野としている不動産業者がおり、一番良い条件を提示した業者と売却手続きを進めますので、「入札形式」にすることで良い条件で売却できる可能性があります。
現地に伺い、物件の調査を行います。
調査結果から現況に応じて、何パターンかの売却方法をご提案いたします。
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